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「人生の目的は魂を磨くこと」と言われたのは、京セラ創業者の稲盛和夫氏です。
「魂を磨く」という言葉はよく耳にします。
心を磨くということは、魂を磨くことであり、人格を高めるということでもあるのです。
そして、心や魂と言うのは、人間の一番大切な本質的な部分だと思います。
その心や魂にはいつも「愛」が宿っています。
すべてのものや人を慈しみ、優しく育て、感じることの出来る「愛」です。
心や魂が満たされるのは、様々な感情、関係性、信頼感、多様な経験、人に対する想いなどです。
それらを感じるためには、先ず自分自身の感情と思考と行動が1つになっていなければ、
頭と心がバラバラで苦しくなるのです。
自分自身が繋がった段階で、真の仲間との絆が結べるのです。
どんな時でも家族以上に信頼できるような人間関係が生まれるのです。
10年弱ほど前から言われていたことが、今、このコロナ禍の社会で、
本当に求められるようになってきました。
「自分を変えられるのは自分しかいない」というのも、本質だと思います。
自分の人生において、選択するのも、何かと決別するのも結局は自分しかできません。
徹底的に自分自身と向き合った人しか、その答えは見つけることが出来ないのです。
そういう経験をした人同士でないと、深い心の絆や魂の絆を繋ぐことは出来ないと思います。
自立した本物同志が依存関係でも支配関係でもなく、お互いに魂を磨き合える関係。
そういう関係性が共に成長し、共に生きて、共に人生を味わうことが出来る。
そういう関係性が今、求められているのだと思います。
稲盛氏が言われていた、
「死にゆくときは、生まれた時より少しでもましな
思いやりに満ちた美しい心を持った魂にしていたい」
これが人生の目的ではないかと思います。
じゃ、また明日!