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私は1歩前に進むことが苦手です。
その苦手の理由は、自分に自信がなく不安だからです。
そして、その不安は相手に期待されても、
その期待に応えられなければ「どうしよう!」でした。
期待に応えられない自分が、認められなかったのです。
期待に応えられなかったら、相手は離れてしまうのではないか。
嫌われるのではないか。
そう言った不安が大きくなり、1歩前に進められませんでした。
大抵の場合、相手はそんなに期待していないことが多いと思います。
しかし、これが商売となった時には、お客様は逃げてしまいます。
飲食店なら、思ったより美味しくなかったとき。
サービス業なら、思ったレベルのサービスが受けられなかったとき。
映画や芸事なら、期待していたより面白くなかったとき。
お客様の期待値を下回った瞬間に、お客様は離れていきます。
私が恐れていたのは、これと全く同じでした。
お客様ではなく、私に期待してくださっている方に対して、
「期待に応えられなかったらどうしよう!」でした。
商売であれば、品質で応え続けるしかないこと、
私なら期待に応え続けるしかないということです。
その答え続けることのしんどさから逃げていたようです。
要は、期待に応え続けられるくらい自分がやっていないのが、
自分でわかっていたのだと思います。
答えは1つ「期待に応えられるよう頑張るしかない!」でした。
頑張り続ける=動き続ける しかなかったのです。
それを動くしんどさから逃げていたので、停止状態になり、
その停止状態が不安へと変わって行っていたのでした。
人は自分が思っているほど期待していないと思います。
そう思えば、やって失敗して、期待されているほど出来ない自分を
見せていけば良いと思います。
私は小さい時から能力より「できる」と見られていました。
出来ない自分がわかっていたので、期待に応えられない自分が嫌で、
いつも不安になっていたのです。
しかし、期待されていると思っている、その期待は私自身が勝手に想像しているだけです。
相手に確認した訳でもありません。
もしかしたら、自分が勝手に想像して勝手に不安がっていたかも知れないのです。
そこのところをよく確認もせず決めつけていた自分が、自分で不安を生み出していたのです。
これからは自分で勝手に、相手の期待値を想像しないで、
何事もやってみて相手の反応を見ることが
自分の不安を解消する1つの方法かなと思いました。
じゃ、また明日!