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人が生きるという事は、食べて寝て社会生活をして日々を送る。
と昔は思っていました。
しかし、最近はそれだけだと地球に生存しているのであって、
動物とあまり変わりがないのではないかと思うようになりました。
社会生活は動物でいう所の集団生活のようなものです。
生きる為に仲間と助け合う。
人間は、それプラス自分というものを生きる意味があると思います。
確かにペットもそれなりにペットとして生きる意味はあります。
しかし、それは人間が仕向けた在り方です。
人間は自分自身で自分が今ここに存在している意味を、
自分で決めているのだと思います。
「自分はどう生きるのか」
「自分はどう生きたいのか」
それを日常の忙しさに紛れて、忘れてしまっている人がほとんどです。
かく言う私も、ほとんど忘れ去っていました。
しかし、ここに来て「何かあったはずだ」と思うようになり、
思い出しつつあります。
自分の中にホコリを被った宝物を探すように、
「何かあったはず」「何か持っていたはず」だと。
そうなんです。
ただ生存している自分は、生物学的には生きています。
その範囲内で自由にやりたいことをやって一応満足に生きています。
しかし、何か忘れているような気がするのです。
「自分を生きる」という事は、自分が存在していると他者が認める事ではないのかと。
自分が人との関わりの中に於いて、自分という存在を認められることによって、
初めて自分は存在するのではないかと、思うようになりました。
という事は、自分だけの自己満足で生きるのではなく、
人との関わりの中で、人が喜んでくれるようなこと、
人の役にたつようなことをすることによって、
自分と言うものが存在するような気がしてきました。
人はただ生存するだけではなく、「自分を生きる」ために
自分が本当にやりたいことを通じて、今ここに存在しているのだと思います。
じゃ、また明日!