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人間関係で良く起こる衝突は「どちら正しいか、どちらが間違っているか」といった、

類のものだと思います。
同じ映画を見ても同じ本を読んでも「面白かった」「つまらなかった」と分かれます。
仕事への取組みや将来の夢も、色々な事に対する考え方の違いは、十人十色です。
どれが正しくて、どれが間違っているという答えはありません。
本質を突いたものであれば、それは答えになるでしょう。
よって、本質に近い選択に流れていくと思います。
しかし、そうでなければ誰もが納得できる答えなどほとんどありません。
数字で割れるような問題ではない時の判断は、情緒で判断する方が良いかも知れません。
論理思考の人にとっては、情緒での判断は許されるものではないかも知れませんが、
かと言って、その判断基準は何になるのか?私にはわかりません。
お互いがそれぞれに正しいと思えば、それはお互いに正しいし、正しくないのです。
その時の解決法は、お互いが素直な自分の考えを伝えて、
相手の言い分に納得する部分があれば、そこは受け入れて行けばいいし、
自分の考えを修正できるなら、修正すれば良いと思います。
お互いが自分を信じてそのままぶつかり合えば、自分の考えが再認識できる可能性があります。
それは価値観のごく一部が合わなかっただけのことであって、
それは相手を責める事でも、責められることでもないからです。
方向性としてOK、全体としては合っている。
しかし、この一部分は違うよね!
で認めあえばそれで済むのです。
衝突を恐れて相手に合わせてしまえば、どこか卑屈な思いが自分の中に残ってしまいます。
また、相手より自分の方が優れていると思えば、どこか驕り高ぶりが態度に出てしまいます。
その段階で信頼関係は崩れ始めます。
お互い100%の人間なんていません。
自分もそうだし、相手もそうだし。
そんな中で、如何に相手を認めあうか。
その為には、より真剣に物事を考え、自分というものを確立しておかないと、
相手に説明することは出来ないと思います。
お互いへの信頼は、価値観の違いも認めることができると思います。
相手に無理に合わせることもないし、相手に合わせて貰うこともないのです。
ぶつかり合いは、お互いの違いを知るチャンスだと思います。
根底に信頼関係があれば、ご縁は切れないものだと思います。
じゃ、また明日!


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jibunoikiru@gmail.com

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