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「自分なりに」という言葉を聞いた時に続く言葉は、
「やってるつもりです」「頑張っています」だと思います。
それは「自分としては精一杯働いているつもりです」と云う意味で使っていると思います。
しかし、それで許されるのかどうか。
精一杯働いているのなら、出来ていなくても仕方がないよね!
精一杯働いているのなら、それぐらいにしておこうか!
と、許される会社がどれくらいあるのでしょう。
会社じゃなくても。教育委員会でも第三者委員会でも、
「精一杯働いているつもりですが、いじめがあったかどうかはわかりません」で、
ご遺族や国民は、納得するのかしないのか。
「する訳ねーだろう!」というのが、大半の受け取り方でございます。
往々にして、人は自分には甘くなりがちです。
人の本質は、自分の行いはどうしても甘く見てしまいます。
しかし、「自分なりに働いている」というのは、第三者が客観的に見ると、
それほど働いていないのがほとんどです。
裏を返せば、今の自分の能力水準を公言してしまっていることになります。
今の自分の能力が求められる水準よりも低い場合、それを容認するのは難しい事だと思います。
仕事というのは「自分なりに」ではなく、「与えられた仕事のレベルなりに」
こなしていくものだと思います。
「自分なりに」という言葉は、そこまで出来ていない自分に対しての言い訳に過ぎないのです。
或いは、過去の自分にたいしての執着に過ぎないのです。
よって、今までの「自分なりに」を手放して、
今までとは違う考え方・やり方で、新しい「自分なりに」を選択しても、
良いのでは無いだろうか、と思います。
そして、それをやっていないのであれば、
むしろチャンスとばかりに、今までとは違う考え方・やり方で、やってみるのも、
1つのやり方ではないかと思います。
じゃ、また明日!