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「価値観」とは、ものの見方考え方です。
何十年その自分の価値観をリニューアルしていなければ、
自分の価値観は古ぼけてしまいます。
子どもの価値観は、親や先生や周りの価値観によって作られていきます。
それを私達は自分が考えた価値観だと思い込んで、毎日を過ごしています。
本を読んだり映画を見たり、人のお話を聴いたりする中で、
自分の思っていた価値観に疑問を持ったり、違った感覚になったりする時があります。
それは自分の価値観が変わろうとしている時だと思います。
「7つの習慣」の本の中にも「見方が変われば世界が変わる」というのがあります。
同じ1枚の絵でも見る人によって、老婆だという人もいれば、若い女性にだという人もいます。
また、別のエピソードもあります。
地下鉄で一人の男性が子供たちを連れて車両に乗り込んできました。
子ども達がうるさく騒ぎだして大声を出したり、物を投げたりして騒ぎ始めました。
その男性はそれに対して何もしようとしなかったので、耐えられなくなった人が注意すると、
その男性は「たった今、あの子達の母親が無くなり、一体どうすれば良いのか・・・。
子ども達も混乱しているようで・・・」
その瞬間、今までイライラした気持ちは一瞬で消え「私に何か出来る事はないでしょうか」に変わった。
見方が変わると在り方まで変わってきます。
就職を考える時、大概の学生が「安定した企業」と答えます。
確かに大企業や銀行などは安定した企業だと思います。
しかしコロナ後は、安定していたはずの大企業や金融関係もかなりピンチに立たされています。
学生が大企業や銀行を希望するのは、親や周りの価値観が入っています。
本人も就職しなければいけないから、安定している大企業を目指そうとします。
しかし、コロナ後のこの1年、信じられないような大きな企業が閉店したり、倒産したりしています。
そんな現状の中で、大企業を目指すのは却って危険だと思います。
自分で現実を調べ、自分で判断していく。
今まで植え付けられていた価値観から、自分の目で確かめ自分で考えて判断する。
自分自身の価値観を養って、自分で選択しなければ、後々自分に責任を持つことが出来ません。
価値観=ものの見方・考え方 が変わるという事は、自分の立ち場から考えていたことが、
相手の立場からも考えられるようになることです。
若い時は老後はゆっくりのんびりと、日向ぼっこでもしながら過ごしたい。と思っていました。
しかし、私の中では、ゆっくりのんびりするはずの価値観が、
自分のやりたいことに挑戦する老後へと変わって行ったのです。
今まで自分が知らなかった価値観を知ることによって、生きる目的が変わり、
日常の生活も変わって来ました。
価値観が変わるとゴールも変わって来るようです。
この世に生を受けたのだから、やはり自分の生きたいように死んでいきたいと思います。
じゃ、また明日!


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jibunoikiru@gmail.com

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