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解釈とは、文章や作品や物事の意味を、受け手の視点で、理解したり説明したりすること。
個人的・恣意的な理解の仕方。(ウィキペディアより抜粋)
ここで気になったのは、「受け手の視点で」という所です。
受け手の視点という事は、解釈は人によってそれぞれ違うという事であるし、
その人の中でも変わってくる可能性があるという事です。
個人的・恣意的な理解の仕方というのは、自分の都合の良いように解釈するという事だと思います。
誰でも、自分の都合の良いように解釈したがると思います。
その人にとっては、そう解釈できるからです。
私なども、もう少しましな人間になりたいと思っています。
しかし、何か問題を解釈する時は主観的になり過ぎる時があります。
昔、何か上手くいかなかった感情を引きずってしまい、また上手くいかないのではないかと、
出来ない自分の方向に解釈が向いてしまうのです。
感情というのは、ネガティブな感情ほど記憶に残っており、
ポジティブな感情の記憶より鮮明に覚えています。
そのネガティブな感情の記憶がいつも邪魔をして、何かやろうとしていても、
「できない解釈」に向いてしまうのです。
よってそのパターンが身に付いてしまい、客観的な解釈が出来ないのです。
しかし、そのままだといつまで経っても前には進めません。
その為には、他人の解釈も聞き、自分と違う解釈に触れることが大切だと思います。
十人十色と良く言われますが、色々な人の解釈でもって自分の解釈を見直す必要があると思います。
そこで自分の解釈が100%正しいとは限らないと思ったら、その場で解釈を変えればいいのです。
今までの自分の解釈を、新しい発想・新しい考え方に触れて、変えて行けば良いのです。
もっと言えば、自分が解釈を変えないかぎり、上手くいかないという事です。
「理解」には、人の気持ちや立場がわかること。
とありますが、
自分の立ち場で解釈するのと、相手の気持ちや立場をわかって理解するのとでは、
その物事の結果が自ずと違ってくると思います。
自分はそれをどう解釈するか。
自分のことと同じくらい、相手の事も解釈できるのかどうか。
十人十色と言われる理由がそこにあると思います。
自分の為だけの解釈ではなく、相手のためでもある解釈をして行きたいと思います。
じゃ、また明日!