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人は、「認められたい」と願います。
それを承認欲求というそうですが、その承認欲求で一番認めて貰いたい人は、
「自分」です。
自分で自分を「価値ある存在」として、認めたいのです。
他者に認めて貰いたい欲求は、
・話を聴いて欲しい。共感して欲しい。
・褒めて貰いたい、高く評価して欲しい。
・自分の考えを肯定して欲しい。
・苦労や苦しみをわかって欲しい。
・気にかけて欲しい、かまって欲しい。
という所でしょうか。
自分から認めて貰えない「自己承認欲求」は、
他者からどんなに認められても、自分自身が認めてくれなければ、
幸せには成れないからです。
そして、自分が認めてくれないのなら、自分以外の人から認めて貰おうとします。
それは、親から十分に愛された経験があると「自分は人から愛される存在なんだ」という
自己認識が形成され、それが人間関係の原型となって行きます。
その自己認識を通じて、人は自分で自分を認めるようになります。
しかし、親から十分に愛されなかった場合、自分で自分を認めることが難しくなります。
よって、他者から認めて貰おうとする承認欲求が強くなるのです。
自分からも認められない、他者からも認められないとなると、欲求不満の状態が強くなり、
他者からの評価を気にするようになります。
或いは「話を聴いて欲しい、共感して欲しい」という欲求も強くなり、
自分ばかりが話して、相手の話が聞けない状態になります。
また、「自分の考えを肯定して欲しい」ので、否定されると怒ったり、否定を恐れたりします。
ここまでくると、自分に当てはまることもいくつか見みられるので、
もしかしたら「私って自分を認めてなかったっけ?」と思ってしまいます。
いずれにせよ、他人から褒めてもらう前に、自分で自分を褒める、認める必要がありそうです。
自分で自分を認めることが出来たなら、きっと自分に「自信」が付くと思います。
私自身、自分をあまり認めていないので、余計に自信がないのかなと、
改めて思った次第です。
じゃ、また明日!