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人には生まれた瞬間に授かるものがあります。
1つは自分の人生の持ち時間。
それを1秒ずつ使っていきます。
もう1つは自分自身の花の種。
何の花の種かわかりません。
それを育てるのは自分自身にしかわからないのです。
しかし、人間は他人の花が気になります。
あそこの花はきれいだよ!
アッチの花は豪華だよ!
あんな花になるんだよ!
それらを聞かされているうちに、自分が自分の種を持っていた事を忘れてしまいます。
自分の種を忘れたまま、自分の持ち時間が終わってしまう場合もあります。
しかし、ふと自分が種を持っていたことを思い出すと、そこから育てることができるのです。
自分が持っていた種を思い出せば、いつからでも水やりを始めることができるのです。
自分の根っこに養分を与えて、自分の花を咲かすことができるのです。
その花は誰とも比べる事の出来ない、自分の咲くべき花です。
花は咲くべきタイミングで花開き、そうでない時期には咲きません。
ただそれだけのこと。
毎年咲くようになるためには、せっせと自分に養分を与えるのみです。
その養分の元を作るのも自分自身です。
誰からどのような養分を吸い取って来るのか。
どこから、どのような養分を汲み取って来るのか。
自分が判断を間違わずに、自分の種に必要な養分さえ与えれば、
花は必ず咲くのです。
自分自分と目立たなくても、ただそこに咲いているだけで、人は寄ってくるのです。
香りで惹きつけるのか、色で惹きつけるのか、形で惹きつけるのか。
それは自分がどのような種をもっているかで違います。
だから人と比べることが出来ないのです。
ただ、自分の花を咲かせるだけなのです。
自分が生まれた瞬間に授かった種を思い出せばいいのです。
自分には価値があり、自分には可能性があると。
自分の価値と可能性を思いだした時、
種は芽を吹きはじめ、花が咲き始めるのです。
人には自分の咲くべき花がある。
それを大切にしたいと思います。
じゃ、また明日!