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インプットとアウトプット、これは1セットのよう です。
私達は栄養を摂る為に食べ物を食べます。
そして栄養を吸収すると、あとは排出します。
その栄養は自分の成長に必要です。
カラダだけではなく、意識も同じようです。
何をインプットして、何をアウトプットするか。それが非常に大切です。
「インプット・アウトプットの違いがその人の人生を決める」
とまで言われるように、知識は均等なのに自分がどういう意識を使うかによって、
言葉・思考・行動が違ってきます。
よって、その人の言葉遣い、思考、行動を見ると、その人物がわかってくるのです。
同じ本を読んでも、同じ映画をみても、それぞれ受け取り方が違います。
自分は誰の本が好きなのか、どういう映画が好きなのか、それを決めるのは自分です。
もっと言えば、意識して誰の本を読むのか、どの監督の映画を見るのか。
そこから感じたものが自分の言葉になり、考え方になり、行動となって行くのです。
ある作家の本を読むと、同じ作家の本を次から次へと読んでしまうというのは、
その作家の考え方に自分も共感を覚えるから、そうなってしまうのだと思います。
本や誰かの話や映画などによって私達の思考は影響されます。
勿論好きな作家の考え方にも影響されます。
その影響された自分の考えが、自分の思考や言葉、行動として表れます。
という事は、自分がどんな言葉を使い、どのような考えで、行動するのかという、
その源になるものをしっかり選ぶ必要があるのです。
今まで私は、それは潜在意識が選んでいると思っていました。
しかし、潜在意識はネガティブな意識で、マイナスの記憶しかありません。
例えば就職がやっと決まり、学校の先生や友達から「良かったね!おめでとう!」と言われても、
親に一言「そんな名前も知れていない会社より、もっと名前の知れた会社に行きなさい」と
言われたら、自分が良い会社で、そこで働きたいと思っていても、断ってしまうという。
そして親がOKを出した会社に行ったとしても、自分の心の中ではずっと
「あの会社に行きたかったのに」と尾を引いてしまうのです。
それよりも親に反対されても、自分は小さくてもこの会社が良いと選択したならば、
その後も自信と誇りを持って、その小さな会社で働く事が出来ると思うのです。
それは自分の本心の選択であり、自分が心からこの会社で働きたいと思った選択なのです。
よって、親や周りから言われたことで決断するのか、
純粋に自分がやりたい事を選ぶのかによって、自分の人生の楽しさも違ってくると思います。
自分の健康なカラダを保つには、自分が何を食べるか、何を食べたいかが重要なように、
それと同じく、自分が健全な意識でいるためにはどのような意識でいるのか、が重要です。
結局は、自分の幸・不幸を決めるのも、自分自身の意識なのかも知れません。
じゃ、また明日!