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漠然と思っていることを具体化するのは苦手。
新しい事に挑戦するのは苦手。
ビジョンを考えるのも苦手。
逃げてばかりいるのなら辞めたら?と自分に言いそうになります。
なぜこんなにも逃げたくなるのかなと思ったら、失敗するのが怖いのかも知れません。
今まであまり失敗はしたことが無いと思っていたけれど、それは挑戦していないから。
何かをやった上で、失敗しないのならわかるけど、何もしないで失敗しないのは当然の事。
歩き出さなければ、躓くこともないし、転倒もしません。
その代わり、一歩も前に進めないのです。
「挑戦なくして失敗なく、失敗なくして成長なし」と、言われるように、
失敗や挫折をしたことが無いという事は、何も新し事に挑戦したことが無いという事です。
結局は挑戦と失敗は二人三脚の様に、一緒に進み裏表の関係だと思います。
要は、「やるか、やらないか」「進むか、立ち尽くすか」だと思います。
何かを得るのは、挑戦した後に得るのであって、挑戦しないと何も得ないのは当たり前です。
その挑戦を怖がっていれば、何も得る機会がありません。
挑戦には失敗がつきものなので、その前提で立ち尽くすより挑戦していく事が、
より良い自分に繋がると思います。
ホンダ技研工業創業者の本田宗一郎氏は、
「私の最大の光栄は、一度も失敗しないことではなく、倒れるごとに起きるところにある。
成功は誰でもするとは限らないが、失敗なら誰もがする。
問題は失敗した時にどうするか。宗一郎は起き上がった。
倒れるたびに起き上がった。
そして、そんな自分を振り返って光栄として誇った」
と言われています。
やっぱり起き上がりこぼしです。
倒れるたびに起き上がろうとする所に価値があるのです。
私たちが感動するのも、倒されても倒されても起き上がる所です。
最終にノックダウンしたとしても、それまでの立ち上がろうとする姿に感動するのだと思います。
そして、宗一郎氏は、
「挫折が無ければ失敗は途中経過に過ぎない。だから何度でも起き上がれる」と言われてます。
小さい頃から飽きずに眺めていた起き上がりこぼし。
そのイメージをいつの間にか忘れてしまったようです。
小さい頃の純粋な記憶。
それがいつの間にか要らないものをくっつけて、本来の自分を忘れさせています。
その要らないものは、恐怖や恐れや恥として自分自身を覆ってしまいます。
どのような恐れか、どのような恐怖か、それもやってみないとわかりません。
やってみないとわからない事を、やらずして立ち尽くしているのが、
今の自分かなと思います。
もう一度、怖れを知らない自分を取り戻したいと思います。
じゃ、また明日!