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以前、「幸せは感じるもの」と書いた覚えがあるのですが、
その続きとして、自分が感じるのが「絶対的幸福」だと思います。
相対的幸福は、人との比較によって感じられる幸福です。
しかし、それは必ずしも自分が幸せだと感じられない可能性があります。
なぜなら、それは比較による幸福なので、他人より自分の方が優れている
と感じた時に得られる幸福であって、自分自身の本心から感じる幸福とは
少し違うような気がします。
そして、相対的幸福は目に見えるものでの比較になってしまいます。
人より良いものを持っている、人より贅沢な生活をしている、人より自分の方が有名だ、など。
全て目に見えるものでの比較です。
しかし、感じる幸せは、人との比較ではないので、自分がどれだけ感じることができるかという、
自分の価値観から生まれる絶対的幸福だと思います。
誰かと何かを一緒にやることに幸せを感じる人もいます。
誰かを見守っている事に幸せを感じる人もいます。
メールを送る相手がいる事に幸せを感じる人もいます。
ただ、心を寄り添うだけで幸せを感じる人もいます。
無償の愛で包むことに幸せを感じる人もいます。
これらは目に見えない幸せです。
他人から見れば、そんなことより旅行に行った方が幸せだと思われるかも知れません。
また、そんなことより一緒に映画を見に行った方が幸せだと思う人もいるでしょう。
しかし、幸せの感じ方は人それぞれです。
ほんの些細な事でも幸せに感じることが出来るなら、その人は本当に幸せなのだと思います。
それを幸せと感じることができるかどうか。
そちらの方が大切だと思います。
目に見える幸せや相対的幸福は、もっともっとと麻薬的な欲求になって外に目が向いてしまい、
自分の中にある幸せに気付く事が出来ません。
よって、誰かとの比較による幸せではなく、自分が「私は今、幸せなんだ」と
感じられることが、一番大切なのではないでしょうか。
幸せを感じている時は、自分の心が開いている時だと思うので、
何事に対しても、許容する気持ちになりやすいです。
反対に幸せをあまり感じられていない時は、自分の意識の中に誰かライバルがいるので、
自分が劣っていると思った瞬間、執着と嫉妬の意識が自分の中で広がり、
心がどんどんさいなまれ荒んで行ってしまいます。
自分の内側にある価値観から生まれる絶対的幸福や、
ささいな事でも幸せに感じることの出来る、幸せセンサー。
これを大切に磨いていきたいと思います。
じゃ、また明日!