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言葉とは言霊と言われるように、良くもなり悪しきにも成ります。
今のイジメがそうであるように、言葉一つで相手を死に追いやってしまいます。
死に追いやらなくても、心の病に追い詰めます。
本人は軽い気持ちでやっているつもりなのかもしれませんが、
私から見れば、追い詰める方は、それが自分のSOSなのかも知れないといつも思います。
自分が親から大事にされていないから、自分が周りから大事に扱って貰えないから、
自分も構って欲しくて、他人にむごい言葉を投げかけてしまうのです。
     
本当はその言葉は、自分がもう一人の自分に言っている言葉なのかも知れません。
人間関係で「信頼」というのがあります。
「信頼」は「無条件」で相手の事を信じている状態の事です。
「信用」のように「条件付き」ではありません。
無償の愛を貰っている人は、心豊かになって行きます。
3歳までの間にどれくらいの無償の愛を貰って育つかどうかで、将来を左右しかねません。
その愛と同じくらい大切なのが「言葉」だと思います。
小さい頃は何も出来ないのが当たり前で、成長と共に出来るようになってくるのです。
その時、昨日出来なかったことが今日出来るようになれば、認めて褒めてあげればいいのです。
簡単な言葉なのです。
「良くできたねー」「えらかったねー」
なのに最近の言葉は違います。
「お前なんか生むんじゃなかった!」「うるさい!あっち行け!」
よく考えもせずに産んだの誰? ちゃんとかまってあげないの誰?
と思います。
大人になってからも、相手の状態によって必要な時に必要な言葉をかけてあげることが、
どれだけその人の励みになっていることか。
言葉には単なる「文字」としての意味だけではなく、自分の人間性が加味されます。
本当に相手の事を理解した会話なら、たった一言で心が洗われることもあります。
「信頼」は相手の人間性とか、在り方とかがベースになるようです。
自分と違う所、違う意見などが、あって当然です。
みんな違って当たり前!
しかし、それらを含めて信頼関係なのです。
私自身、相手に対して必要な時に必要な言葉を掛けることが出来ているのだろうか。
大切な人にとって、信頼される人間だろうか。
これからは意識して、
必要な時に必要な言葉をかけ、信頼される人間に成りたいと思います。
じゃ、また明日!


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jibunoikiru@gmail.com

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