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桜の季節は毎日が温度差のある日々です。

日本では夏は暑く、冬は寒い。誰しもそう思っています。
よって、夏は冷房、冬は暖房の生活が当たり前です。
私は10年前から野良猫”こころ”と同居し始めました。2年目に入った時、ふと疑問が湧いたのです。
野良猫はどうして真冬の寒い時でも外で生活をし、真夏の暑い時でも毛皮を着て平気なのだろうと。
その時から、私は冷暖房生活に別れを告げました。
夏は窓を開けっ放しにして風を通し、冬は重ね着で暖房のない生活です。
木造隙間風付きの我が家で冬が過ごせるか不安でした。
しかし、人間のカラダは順応性があり、一度体感した温度は次の年にはクリアしていきます。
よって、今までの最高温度、最低温度までは経験値として、受け入れられるのです。
折角買った湯たんぽは、2年目からは全く使わなくなりました。
それまで夏は冷房を入れないと生きていけない。冬は暖房を入れないと凍えてしまう。
と、どうして思い込んでいたのでしょう。
夏・冬の環境温度はあまり変わりはなく、其々の温度は事実そのものです。
そうであるのに、冷暖房なしでも平気で生活が出来ている。
野良猫は冷暖房なしで生活している。だったら、人間の私も冷暖房なしで生活出来る筈。
そう自分が思った年から、冷暖房なしの生活が始まりました。
世間の常識とされていることから「自分はこう思う」と自分の在り方を変えた時、
例えそれが世間の非常識であったとしても、成り立つものであるということが、わかったのです。
夏は冷房、冬は暖房が必要不可欠なものであると信じ込んでいたものを手放してみても、
どうってことは無かったのです。むしろ、ドライアイや皮膚の乾燥は無くなりました。
また、お手洗いへ行くのに部屋の温度差に震えていたはずが、家中温度差なしに平気で動き回れます。
これって、自分が冷暖房なしの生活が出来るのではなか、と思って実行しただけのことです。
私が実験してみる以前から、夏は夏、冬は冬だったのです。
それまでは自分のカラダで試してみる勇気がなかっただけのことです。
試してみたら、心配していたことなど何もなかったのです。
世間一般がどうであるかではなく「自分はどうなのか」という自分の行動の結果でした。 
じゃ、また!


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jibunoikiru@gmail.com

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