• 2316枚目■ 「ご縁」に身を任せてみる

    人は産まれた時からご縁に包まれているようです。先ずは産んでくれた両親が最初のこの世でのご縁だと思います。
    それから時が経てば、自分の周りや友達、先生、同僚、上司、恋人、パートナー。と、ご縁で始まりご縁で終わると言っても過言ではないと思います。

    しかし、そのご縁は必ずしも良いご縁ばかりだとは限りません。時には自分が追い詰められるご縁も出てきます。
    そしてまともに生きようとしているのに、自分の生き方を見失ってしまう時もあります。
    これで良かったのだろうかとか、もっと良い未来があったのではないかと。

    そのように迷っている時は、自分で自分の人生をこねくり回して、自信のない方向へと進んでしまいがちです。
    しかし、ご縁には何らかの意味があると思います。勿論、良いご縁と悪いご縁と。

    悪いご縁は、自分がその悪いご縁を断ち切る力を身に付けるための、訓練のチャンスだと思います。
    人はしあわせになるために生れて来たと思います。それを、自分以外の人に指図されたり、支配されたり。
    本来人はそれぞれの中に自分を束縛する鎖を断ち切る力を持って生まれてきています。ただ、あまりにも自分の心の奥底にしまい過ぎて、自分にその力がある事を忘れてしまっているのです。

    その力を思い出すには、瞑想であったり良いご縁のある人だったりするのです。
    良いご縁の人とはどんどん近付き、悪いご縁の人とは離れて断ち切って行く。
    その判断・選択によって、「束縛の無い自分」を取り戻すことが出来るのだと思います。

    世の中は目に見えるものと見えないものがあります。
    日常生活の中で目に見える物品やお金などと、ご縁や信頼・共感・感謝・思いやり・愛など、目に見えないものと。
    そして大抵のことは目に見えないもに助けられているようです。

    そう思えば「金脈」よりも「人脈」を大切にした方がより良い人生に繋がると思います。
    人生を支えてくれるのは「お金」ではなく「ご縁」です。
    誰とのご縁を大切にし、どういう人とのご縁を断ち切って行くか。
    それを選択できるのは自分自身しかいません。

    自分の隣に思いやりのある人がいるだけで、救われる事もあります。
    誠実な人と話していると、こちらも誠実になってきます。
    「引き寄せの法則」とか言われていますが、自分の生き方の「質」が同類として集まって来るのだと思います。

    自分は今、しあわせで満足の行く人生を送れているならそれで良し!
    不満があったり、しっくりこなければ、それぞれの人とのご縁を見直しても良いのではないかと思います。

    自分の人生はこんなものではないとこねくり回して悩むより、「ご縁」に身を任せ、自分と合う人にはご縁を深め、そうでは無い人とは離れて行く。

    それが自分を生きることだと思います。

    じゃ、また明日!

投稿者

jibunoikiru@gmail.com